引越しの仕事をすれば、痩せて筋肉が付くので憧れの痩せマッチョになれるかも…なんてイメージがありますよね?
でも、それは実は大間違いなのです。
引越しでマッチョにはなれない
まず、引越しの仕事をやり続けてもボディービルダーのような筋肉はおろか、スポーツジムで気軽に鍛えているトレーニーのような筋肉にもなれません。
荷物を運ぶ筋肉は、ある程度引き締まることはあっても、大きく肥大することはないため、見た目が極端に良くなることはありません。
筋肉を肥大させて、カッコよく見せるにはウエイトトレーニングをしないといけないのです。
引越しスタッフの中には、カッコいい身体をしているひとはいますが、たいていがバーベル、ダンベル、マシンなどを使って筋トレをしている人です。引越しの仕事だけでカッコいい筋肉を付けている人はいないはずです。
女性にしても、アート引越しセンターなどには長年引越しに携わっている女性スタッフも多く在籍していて男性並みの仕事をこなしていますが、みなさん引き締まっていても太い腕はしてません。
引越しで使う筋肉は、荷物を運ぶのに最適化されていき、効率の良い力の入れ方を身に付けていくだけなので、ウエイトトレーニングで筋肉を追い込んでいる人のようには大きくならないのです。
引越しでは痩せない
引越しの仕事は身体を動かすから痩せるんじゃないの?と思う方は多いでしょう。
それも実は間違っています。引越しの作業員には太った人がとても多いです笑。
運動量は確かに普通の仕事より多いですが、それ以上に食べてしまうことが多いからだと思います。
引越しの仕事はカロリー消費が大きいので、かなりお腹が空きます。なので昼休憩中のコンビニなどで、カロリー消費以上の量の食べ物を買ってしまいます。移動中のトラックの中や、お客さんの新居でお客さんの到着待ちの時間などにも食べ物を食べる時間はいくらでもあります。
そういう誘惑に負けず、しっかりカロリーコントロールできる人は痩せることができますが、周りが食べているのに自分だけ我慢できる人はなかなかいません。
そうとう精神力が強い人は痩せることができますが、痩せるためだけに引越しの仕事をやるというのは挫折の確率が高いです。
引っ越し屋の体型とは
よく引っ越し屋の求人広告で引越しの仕事をするメリットの一つとしてやせマッチョになれると書いてありますが、経験上、太った人か、反対にガリガリ過ぎる人の極端な人が多いですね笑。
割合としては太った人の方が多いです。普通の体型っぽく見えても実は腹が出ている、ということも多いです。カッコいい体型の人を探す方が難しいです。
やせマッチョや良い体型になるという目的のみで引っ越し屋の仕事を始めるのは間違いということです。